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🏳️ Box office

The box office numbers for the second weekend of RackaRacka's A24 Horror Film 'Bring Her Back' starring Sally Hawkins, Jonah Wren Phillips, Sora Wong and Billy Barratt.

先週の初公開の封切り成績が約708万ドルだった RackaRacka、つまり双子のダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟監督が、現代の最高の女優のひとりのサリー・ホーキンスを主演に迎え、ビリー・バラット、ジョナ・レン・フィリップス、そして、新人の…

ソラ・ウォンちゃんたちの若いキャストを絡めることにしたホラー映画の新しいカルト作「ブリング・ハー・バック」の公開2週めの成績は先週から半減の約353万ドルでしたから、つまり集客減は約−50%なので、ホラー映画としては、まずまずの動員を維持できた…

ブリング・ハー・バック」(2,000万ドル)

$3,526,295−(2,425館/$1,454)−$14,112,796

Rotten Tomatoes 89 % / Metacritic 75 pt / CinemaScore B+

…ものとして見なすこともできますが、作品の高評価に対しては、今ひとつ口コミが効いておらず、物足りないガッカリ…かもしれませんね。創り手の RackaRacka 兄弟たちが演出の意図などを語ってくれているので、映画通の方には興味深いかもしれない解説のプロモ・ビデオをご覧ください。

🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of RackaRacka's A24 Horror Film 'Bring Her Back' starring Sally Hawkins, Jonah Wren Phillips, Sora Wong and Billy Barratt.

オーストラリアの YouTuber の RackaRacka、つまり双子のダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟(↑)が地元で手がけた映画監督デビュー作のホラー映画「トーク・トゥ・ミー」(2022年)を、いわゆる「A24 ホラー」として配給し、成功をおさめた A24 が、兄弟たちに約2,000万ドルを出資したらしい待望の監督第2作めのオーストラリア映画の…

ブリング・ハー・バック」(2,000万ドル)

$7,081,501−(2,449館/$2,892)−$7,081,501


Rotten Tomatoes 89 % / Metacritic 75 pt / CinemaScore B+

「ブリング・ハー・バック」つまり「彼女を連れ戻して」を全米公開した A24 が公表した封切り成績は約708万ドルでしたから、残念ながら前作「トーク・トゥ・ミー」の同成績=約1,043万ドル(2,340館)を下まわってしまったものの…、

世間一般にはハリウッド版「ゴジラ」シリーズ、「くまのパディントン」シリーズ、そして、半魚人と恋におちた「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)で知られるけれど、映画通の方は「ハッピーゴーラッキー」(2008年)を必見作にあげる英国を代表する女優のサリー・ホーキンスを主演にして、マッケンナ・グレースちゃんと共演した SF ジュブナイル映画「クレーター」(2023年)のビリー・バラット(↑)に…、

Netflix の配信シリーズ「スウィート・トゥース」などのジョナ・レン・フィリップス(↑)、それから、このホラー映画が女優デビュー作となる新人(↓素のソラちゃん)の…

左眼は全盲ですし、右眼も弱視だけれど、スポーツは何でも得意だし、ピアノをはじめ楽器の演奏もできるから、障害に負けずに、持ち前の才能を健気に発揮してる JC つまり中学生の少女として、地元のシドニーでは知られるソラ・ウォンちゃんを大抜擢した「ブリング・ハー・バック」は…、

この映画を観たいと思って早速、映画館に出かけた封切り興行の観客のうち約8割が支持をして、およそ6割の観客は周囲に鑑賞を絶対お薦めしたいと出口調査に回答の好評ですし、サリー・ホーキンス演じる母ローラの愛娘を失った痛みと、どうしても「娘を連れ戻して…」の狂気を描いた「母の苦しみ」がテーマになっているだけに当然、男性よりも女性からの支持が厚く、封切り興行の観客全体の約3割を占める25歳以上の大人の女性の8割以上が強い共感を抱いたとのこと…


…ですから、「トーク・トゥ・ミー」ほど大きなインパクトの話題にはなっていませんが、作品の質としては前作に劣らずの高い評価を与えられていますし、自分と同じの目の不自由な少女のパイパー役を演じたソラ・ウォンちゃんにも好感を持てるため、ユニークな新人女優のデビュー作としても一見の価値がある作品と伝えられています。よって、映画通の方はひとまず、今後の鑑賞予定に「ブリング・ハー・バック」のタイトルを加えておいてはいかがでしょう。