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🏳️ Neen, ily, Ghost Board

製作・配給の「メジャー」の宣伝によれば、クルンテープつまりバンコクとチェンマイの 2大市場を含めたタイ 🇹🇭 全土の興行成績の総額が、3,000万バーツつまり約1億4,665万円を突破!!💰👻

…のヒットらしい現在上映中のホラー映画の「ゴースト・ボード」が好評の女優のニーンナーラ・ブニティパイシットちゃん💕14歳✨つまり…


愉快なアイドル「ily(アイリー)」(I Love You の略)のニーンちゃん💕が、街頭インタビュー風のインタビュー🤭を配信している「Tukkrub」(タクラップ)からマイクを向けられ、タイ 🇹🇭 は年間を通して、暑い、あるいは暖かいはずなのに…🌞


どうして厚着なの?!、寒いの?!とか、わたし、よく言われるんです…😔と答えてくれたニーンちゃん💕によれば、別に寒いのではなく、単に重ね着が好き💗とのことで、そのわけは複数のアイテムを組み合わせる重ね着はオシャレ度を増すし、ダンスしたりするから、体を動かしやすいように大きめのゆったりしたものを重ね着してるだけなので、暑けりゃ勝手に脱ぐから、ほっといて💢だそうです…!!😇

🏳️ Neen, ily, Ghost Board

ペットのモルモットが、実は「ワイルド・スピード」シリーズのテズ役で知られるヒップホップ・ミュージシャンのリュダクリスの口パクができるラッパーだったことに気づいて…🐭🎶


ひとりで大ウケしてしまったところがカワイイ「ily(アイリー)」(I Love You の略)の愉快なアイドルのニーンちゃん💕14歳✨です…!!🤭なお、ニーンちゃん💕とは本人関係の新進女優ニーンナーラ・ブニティパイシットちゃん💕がヒロインのホラー映画「ゴースト・ボード」は…、


先々週の木曜日(3月12日)の公開からのクルンテープつまりバンコクとチェンマイの2大市場での興行成績の総額が、今のところ約737万バーツつまり約3,630万円ですから、残念ながら大ヒットではないものの、まったくの沈没でもありませんから、そもそもティーン向けの作品であることや、娯楽映画としての出来栄えが、これまでのタイ映画の水準を超えて、思いがけない満足度を与えてくれる!!👻などと口コミは好評のようだけに、このあとの配信市場でのセールスにこそ期待かもしれないですね 🙄


メイン・キャストのひとりとして、レギュラー出演しているホラー映画の「デス・ウィスパラー」シリーズが、本国のタイではもとより、アジアの市場では特大ヒットのニーナちゃん💕11歳✨、つまり演技力に定評の女優のナッタチャ・ジェシカ・パドヴァンちゃん💕は…、


いまのところ今年2025年の年間興行ランキング第1位💰👑に君臨していますが、その王座を脅かす強力なライバル映画と目されていた…


ジェームズ・キャメロン監督の歴史的超ウルトラ特大ヒット作「アバター」シリーズの第3作め「ファイア・アンド・アシュ」のタイの首都バンコクおよび周辺地域とチェンマイを含めた都市圏での公開初日(12月17日の水曜日)の売り上げが…、

今年最高の初日成績の約3,335万バーツを記録した第1位「鬼滅の刃」と、第2位の約1,900万バーツを稼いだ「デス・ウィスパラー 3」のどちらにも及ばずに、「アバター」は第3位の約1,602万バーツでした…😔と伝えられたことから…、


地元のタイ全土においては「鬼滅の刃」も「アバター」も敵いそうにないニーナちゃん🤭出演の「デス・ウィスパラー 3」が昨2024年公開「2」に続けて、今年も現地の映画興行を制覇して、2年連続の年間興行ランキング第1位🎉の栄冠を勝ち獲る可能性が、ついに本当になりそうですね!!


11歳の小学生だから元気に満ちあふれているはず…とはいえ、国内外の各地をめぐる移動の連続の宣伝活動は、さすがに疲れちゃうらしい…😔

ニーナちゃんの努力の甲斐もあって、外国映画の話題の2作品=スコット・デリクソン監督のホラー映画「黒電話 2」と、広瀬すずさん主演の石黒一雄さん原作の映画化「遠い山なみの光」が新たに封切られましたが…、


タイの首都バンコクと、その周辺地域およびチェンマイの映画館で、この週末(10月16日〜19日)に約656万バーツつまり約3,022万円を稼いだ大人気ホラー最新作「デス・ウィスパラー 3」が…、


初登場第4位の「黒電話 2」=208万バーツつまり約958万円、同じく第7位の「遠い山なみの光」=約26万バーツつまり約120万円を寄せつけずに、興行成績の週末ランキングで、3週連続の第1位の連覇を達成 💰💰💰 の圧勝を続けています…!!✌

Billy's footnotes 💬 Day 290, 2025


「鬼滅の刃」をやっつけたぜ!!🔥✌というわけで…、

タイの女優のニーナちゃん 11歳 💕 つまり日本で言えば小学5年生のナッタチャ・ジェシカ・パドヴァンちゃんがメイン・キャストのひとりとして、レギュラー出演しているホラー映画の超人気作「デス・ウィスパラー」シリーズを製作・配給するメジャー・グループの発表によれば…、

タイ全土で現在公開中の第3作めが、今月10月1日の封切りから売り上げた興行成績の総額が早くも 4億バーツつまり約18億3,511万800円を突破!!したことから…、


スカーレット・ジョハンソン主演の「ジュラシック・ワールド・リバース」の現地での興行成績の約3億300万バーツ、そして、同じアジアの日本発のアニメ映画「鬼滅の刃 無限城編」が叩き出した今年2025年最大のヒット!!の約3億1,000万バーツをも軽く飛びこえて…、


「デス・ウィスパラー 3」が新たに今年の最大ヒット作として、年間ランキング第1位!!の暫定の王座についたそうです…!!の朗報ですが、しかしながら油断はできず…、


今年はこのあと師走の12月にジェームズ・キャメロン監督の SF アクションの歴史的大ヒット作「アバター」シリーズの第3作め「ファイア・アンド・アシュ」が封切られますから、「鬼滅の刃」を倒した小学生🤭のニーナちゃんは「アバター」をも下すことができるのか…?!、「デス・ウィスパラー」VS.「アバター」の興行対決の結果に乞うご期待!!ということになりそうですね。

Billy's footnotes 💬 Day 279, 2025


いわゆる微笑みの国のタイのプロの映画ジャーナリストの集まりの「バンコク批評家協会」の調べによれば、ニーナちゃんが第1作め(2023年)からレギュラー出演している…

アジアの各国で大ヒットのホラー映画「デスウィスパラー」シリーズの第3作めが、先週の水曜日の10月1日の封切りから、タイの首都バンコクと、2番めに大きな都市チェンマイの2大市場で売りあげた興行成績の総額は約7,200万バーツ、つまり約3億3,359万2,200円だったそうで…、


ジェームズ・ガン監督の今夏のヒーロー映画の大ヒット作「スーパーマン」が叩き出した同成績の約7,130万バーツや、トム・クルーズ主演のスパイ・アクション「ミッション: インポッシブル」の第8作め「ザ・ファイナル・レコニング」の同成績の約7,094万バーツなどを追い抜いて…、


今年2025年の年間興行ランキングの第6位にいきなり登場!!の案の定、特大ヒットだったそうですから、今のところ、その年間ランキングの第2位に位置しているギャレス・エドワーズ監督の「ジュラシック・ワールド・リバース」の記録=約1億4,650万バーツ、そして、第1位の王座に君臨している日本のアニメ映画「鬼滅の刃 無限城編」が樹立した約1億7,266万バーツを飛びこえて…、


ニーナちゃん出演の「デスウィスパラー」が昨2024年公開の第2作めに続けて、今年2025年もタイで最も大ヒットした映画!!の栄冠を勝ちとる連覇の可能性が高そうですし、同シリーズを製作・配給するメジャー・グループは、すでにタイ全土において、2億バーツ以上を稼いだ!!と豪語しています。

よって、仮りにメジャー・グループの宣伝が正しいとすれば、えッ?!、「鬼滅の刃」はいきなり、ニーナちゃんに敗北したのか…ということになりますが、ひとまず、第三者による都市部の信頼性の高い数字にもとづいて、お伝えしました。でもまぁ、いずれにしろ、いまアジアで最もウケている映画は「デスウィスパラー」シリーズ、そして、いま要注目の女優はニーナちゃん!!、つまりナッタチャ・ジェシカ・パドヴァンちゃん現在11歳と言ってあげて、間違いはなさそうですね!!

Billy's footnotes 💬 Day 222, 2025

🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of Zach Cregger's 'Weapons' starring Julia Garner, Josh Brolin and Benedict Wong.

特にホラーが好きというわけでもないフツーの映画ファンですら、年末の振り返りに、今年2025年の最高傑作にあげるかもしれない…とまで言われるほど絶賛のザック・クレッガー監督の…

ホラー映画「ウェポンズ」を全米公開した、あらためてワーナーと名乗ることにしたディスカバリーつまり昔はワーナーが公表した封切り成績は予想されていた期待値の3,000万ドル前後を大きく超えた約4,250万ドルの大ヒットでしたから…、

「ウェポンズ」(3,800万ドル)


$42,500,000−(3,202館/$13,273)−$42,500,000

Rotten Tomatoes 95 % / Metacritic 81 pt / CinemaScore A-

ザック・クレッガー監督の前作にして出世作にあたる20世紀スタジオ配給の民泊ホラー「バーバリアン」(2022年)の国内での最終的な売り上げの約4,084万ドルをいきなり超えてしまったのか!!となりますし、その「バーバリアン」と同じく2022年に大きな話題になったホラー映画のカルトなヒット作「スマイル」の封切り成績の約2,261万ドル(3,650舘)をも軽く超えています。そして…

昨2024年の夏に大ヒットしたケイリー・スペニーちゃん主演の「エイリアン」シリーズの最高傑作「ロミュラス」の封切り成績=約4,200万ドル(3,885館)と同等の数字を叩き出したのか…!!という結果ですから、その「ロミュラス」の最終的な国内での成績が約1億531万ドルであり、前述の「スマイル」の同成績が約1億594万ドルだったのを踏まえると、「ウェポンズ」も大台の1億ドルを突破して、公称の製作費の約3,800万ドルを回収する黒字の可能性が高いため…、


ザック・クレッガー監督がすでに構想を持っていることを明らかにした同じ世界観の中の別の物語を描く続編に進むことになるのでは…?!と期待できそうな「ウェポンズ」は、封切り興行の観客全体のうちの約7割を35歳以下の若い世代が占めていますが、その35歳以下の観客のうちの約6割が周囲に鑑賞を絶対お薦め!!に対し、35歳以上のアラフォーの世代では約7割以上が、鑑賞を絶対お薦め!!ですから、若い観客に限らず、幅広い年代の男女が強く支持している!!というホラー映画としては、かなり珍しい大絶賛の出口調査のスコア A- を獲得しているので、冒頭のように…

今年2025年の最高傑作にあげられるかも…とまで言われてるわけですが、ザック・クレッガー監督によれば、この「ウェポンズ」の撮影の準備から仕上げの編集にいたるまでの製作期間を通して、デヴィッド・フィンチャー監督つまりスリラーやサスペンスと言うよりは、もはやホラーのスゴい映画の傑作だけれど、観るとトラウマになるので、お薦めはできない「セブン」(1995年)などで映画通からの支持が厚いフィンチャー監督が助言を与えてくれて、実質的に映画を監修してくれたそうですから、これからご覧になる方は「デヴィッド・フィンチャー監督が本当に製作総指揮」の「ウェポンズ」のように理解して、お楽しみになるとよいのでは…!!、いずれにしろ…、

真夜中の午前2時17分に消え失せた子どもたちの父兄のひとりを演じたジョシュ・ブローリンが、とにかく映画とは名ばかりのものが大量生産されて、ちまたに溢れかえり、どれも似たりよったりの「映像コンテンツ」に飽き飽きし、イライラを募らせている映画好きにとって、「ウェポンズ」はトンデモない救いだ…と語っているように、いわゆる「同じ話のくり返しの焼き直しの再販」ではない、まったくのオリジナルの映画の「文字どおりの新作」が支持されて、大ヒットになったのはよかったと思いますし…、

ザック・クレッガー監督がプロデュースし、今年2025年はじめに封切られた「コンパニオン」は、ソフィーが演じた主人公のアイリスは人間ではなく、実はロボットという設定を、配給のディスカバリーが公式の宣伝のなかで明らかにしたマヌケのせいで、興行が振るわなかった…と、同社の「ネタバレ」を売りにする宣伝が批判されましたから、それを反省したのか、この「ウェポンズ」の宣伝では、どうして子どもたちは消え失せたのか…?!の謎に特にふれず、謎は謎のままにしておいたことが大ヒットの成功につながったのでは…とも思われるだけに、映画スタジオや配給各社はもう、ソーシャル・メディアに媚びて、自滅を招いてる「ネタバレ宣伝」をやめるべきですね。

Billy's footnotes 💬 Day 215, 2025

🏳️ Box office

All seats of James Gunn's 'Superman' sold out is great, but afterwards the theater was left in such a mess.

コミックヒーロー映画としては、今年2025年最大のヒット作になりそうなジェームズ・ガン監督の「スーパーマン」が全席売り切れの満員御礼はよいけれど、そのあと館内は…


…とのことで、この週は、サマーキャンプの団体の貸し切りが重なったこともあり、ご覧のように座席の隙間からポップコーンはもとより、いろんなゴミどころか、お金まで出てくる散らかし放題をきれいに片付けてくれた…


映画館の清掃のお仕事をされているチェルシーさん(@cinemachelsey)の時短ビデオですが…

映画はやっぱり大きなスクリーンで観たいな!!、でも映画館には行きたくないな…というひとのジレンマのわけを察すると同時に、映画はガン監督のような創り手や出演者のスターだけでなく、チェルシーさんのようなひとたちがいてくれることでも成り立っている…と、うなずいてしまわれた映画通の方もいるのでは…。

Billy's footnotes 💬 Day 194, 2025

🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of James Gunn's 'Superman' starring David Corenswet, Rachel Brosnahan and Nicholas Hoult.

人びとが、かけがえのない自分の命や、周囲の大切な人びとを失うことになる戦争や紛争なんて、絶対にやめたほうがいいに決まっている。それなのに政治や宗教、あるいは利権をめぐって、さまざまな思惑が絡むから、その複雑化した事態を調整するのは困難至極となり、単純に善意だけでは太刀打ちできず、戦争や紛争はけして終わることなく、無駄に血が流され続けていく…という現在のイスラエルとパレスチナ、あるいはロシアとウクライナに代表される「国際紛争」というタイムリーなテーマ。

少子高齢化のため労働力が必要、そして、消費を伸ばして、景気を持続するためには彼ら彼女たちが必要なんだ…と「移民」あるいは「ガイジン」に甘い顔をし、大目に見ておくと、いずれ奴らに国を乗っ取られてしまうだろうから厳しく取り締まって、「移民」や「ガイジン」はできるだけ追放していったほうがいい…とか声高に言う「愛国者」が増えているが、「移民」や「ガイジン」のひとたちは本当にみんな悪者なんですか?!という「右傾化する世界」にはびこる「差別」への疑問とも言えるタイムリーなテーマ。

…などに加えて、おなじみのソーシャル・メディアをめぐる問題といった「時事的」な「社会派」の要素を盛り込むことで、アメコミの古典を「現代化」して、物語に「意味」を持たせながらも、深刻になって、脱線することはなく、「ヒーローものアクション」をたたみかける「マンガの映画」の基本路線にそって、「痛快娯楽作」に仕上げたガン監督のお手並みはお見事!!


…と、ジャーナリストと観客のどちらも大絶賛の一方、前述のような「社会派」のところをもっと掘り下げるべきだったとか、複数のヒーロー・キャラを含めた登場人物が多過ぎる問題や、スーパーマンの見せ場を増やしたことで、ふだんの姿の新聞記者のクラーク・ケント=デヴィッド・コレンスウェットのひとと柄や、ヒロインのロイス・レイン=レイチェル・ブロズナハンとの人間関係などは、あまり描けてはいない…という否定的な見方もまた様々に言われていますが…、


年齢層で言えば、18歳から24歳の観客を最も多く集め、明らかに若者から支持されている「スーパーマン」は、児童を含めた25歳以下の若い観客の90%以上つまり、ほぼ全員が満足し、25歳以上の観客のうち男性は約9割、女性は約8割が満足と回答して、観客全体の約4分の3のひとたちが、周囲にも鑑賞をお薦めしたい!!と、とりあえず文句のつけようがない出口調査の結果ですから…、

マーベルの「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督は、アメコミを代表する DC ヒーローを自分のものにしてしまった!!と言えそうな「スーパーマン」を全米公開した配給のディスカバリーつまり昔はワーナーが公表した封切り成績は、予想されていた期待値の1億1,000万ドルから1億3,000万ドルのあいだ…のほぼ中間に位置する約1億2,200万ドルでした!!

「スーパーマン」(2億2,500万ドル)

$122,000,000−(4,135館/$29,504)−$122,000,000


Rotten Tomatoes 82 % / Metacritic 68 pt / CinemaScore A-

このガン監督の新しい「スーパーマン」が稼いだ封切り成績の約1億2,200万ドルと、1舘あたりの平均の売り上げの約2万9,504ドルという金額は…、

2013年に公開されたザック・スナイダー監督の「マン・オブ・スティール」の封切り成績は約1億1,661万9,362ドル(4,207館)でしたが、お金の価値の変化を鑑みると、現在の約1億6,030万ドルに相当する巨額を叩き出していたことになりますし、1舘あたりの平均の売り上げでは現在の約3万8,103ドルに相当する約2万7,720ドルを稼いでいました。

私生活のトラブルがもとで、現在は映画界から追放されたブライアン・シンガー監督の2006年公開のブランドン・ラウス主演作の封切り成績の約5,253万5,096ドル(4,065舘)は、現在の約8,425万ドルに相当し、平均値は約2万726ドルに相当する約1万2,924ドルでした。

故クリストファー・リーヴが主演して、約47年も大昔の1978年に公開された「スーパーマン」の同成績の約746万5,343ドルは現在の約3,794万ドルに相当。と成績が控えめなのは、故リチャード・ドナー監督の作品は公開舘数が508舘と小規模な興行だったためですが、しかし、1舘あたりの平均の売り上げでは、現在の約7万4,688ドルに相当する約1万4,696ドルを稼いでいますから、映画館はどこも大入り超満員の立ち見だったのか?!らしいことが窺い知れます。

よって、見た目の数字としては、ガン監督の新しい「スーパーマン」は「スーパーマン」史上最大の封切りヒットを達成!!と豪語できるものの、どうやら実態としては、ザック・スナイダー監督の「マン・オブ・スティール」、故リチャード・ドナー監督の「スーパーマン」を超えた大ヒットとは言えない感じですが、しかし、最も最近の2023年に封切られたガン監督の前作にあたる…

マーベルの「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」トリロジー完結編「Vol.3」の封切り成績の約1億1,841万4,021ドル(4,450館)は、現在の約1億2,592万ドルに相当して、平均の売り上げは約2万8,296ドルに相当する約2万6,610ドルでしたから、ガン監督の「スーパーマン」の第1作めは「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」のクライマックスの最終作と同等の大ヒット!!


…だとは言えそうなことを踏まえながら、いま現在の映画館に観客がやって来ない慢性化した興行不況、そして、コミックヒーロー映画のブームは終わり、もう過去のものになった…の状況までを含めて評価すると、DC スタジオの再建を託されたジェームズ・ガン社長が、新しい DC ユニバースの船出の第1作めの「スーパーマン」のメガホンを、自分とは本人の関係だけに最も信頼することができるジェームズ・ガン監督に託したのは大正解であり…、

ガン社長の新生 DC ユニバースは映画の内容の出来映えと興行の商売のどちらかに偏ることなく、両方のバランスを巧みにとることに努め、ひとまず成功に位置づけられる好スタートを切った!!と客観的に結論づけて、言ってあげられるのではないでしょうか?!

Billy's footnotes 💬 Day 187, 2025

🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of Gareth Edwards' 'Jurassic World Rebirth'

封切り興行の観客の約4割が、児童をともなった家族連れのファミリー層。という出口調査にもとづく市場の実態からすると、「ジュラシック」シリーズは家族向けのファミリー映画の位置づけだと言えなくもありませんから、これが実質的にデビュー作にあたる 2013年6月9日生まれのオードリーナ・ミランダちゃん現在12歳が抜擢された小さなヒロインのイザベラちゃんをはじめとする…

イザベラちゃんのお姉ちゃんのテレサ役のルナ・ブレース(シットコム「フレッシュ・オフ・ザ・ボート」つまり「フアン家のアメリカ開拓記」)、お姉ちゃんの彼氏のエグゼビア役のデヴィッド・イアコノ(Amazon Prime Video「ザ・サマー・アイ・ターンド・プリティ」つまり「私たちの青い夏」)、そして、姉妹のパパのリューベン・デルガド役のマヌエル・ガルシア=ルルフォ(「オットーという男」2022年)たちが演じたデルガド家の家族の存在感を際立たせるのも当然か…

…と納得できそうですが、しかし、そのデルガド家については宣伝では、ほとんど紹介されていなかっただけに当然、スカーレット・ジョハンソン、ジョナサン・ベイリー、マハーシャラ・アリらの名高い映画スターがメイン・キャストとして、出ずっぱりの活躍をするものと期待し、映画館を訪れた観客たちが、自分たちが思っていたのとは、ちょっと違う映画だった…

…と、ややガッカリをしてしまったこと。そして、映画の物語には特に内容と言えるものがなく、恐竜を登場させて、目を楽しませるだけの娯楽作だったことも、児童をともなった家族連れが対象だから…と理解すれば、それもまた当然の成り行きであり、けして、間違ってはいませんし…、


昨2024年の春の3月に「ジュラシック」シリーズの新作を手がけてほしいと打診されたギャレス・エドワーズ監督に与えられた撮影までの準備期間は、製作費が約1億8,000万ドル超のブロックバスター映画の超大作だというのに、たったの約3か月間しかなく、同年6月13日のクランクインから、わずか4か月足らずの9月27日には早々と撮影を終えて、今週の水曜日の7月2日全米公開どころか、先月6月17日のワールド・プレミアに間に合うように映画を完成させてしまった…!!

…という製作・配給のユニバーサル映画から求められた非常識とすら言えそうな製作スケジュールを乗り切って、ギャレス監督が、あろうことか、たったの約1年と4か月の短期間のうちに「ジュラシック」シリーズの新作を完成させてしまった驚異の突貫作業!!を踏まえると…、

主役のキャストとして、大々的に宣伝されたスカーレット・ジョハンソンたち人気者の多忙な映画スターを相手に、突貫作業のスケジュールをすり合わせるのは困難だから、例えば新人の子役とか容易に拘束できる無名あるいは無名に近いキャストを別の主役に据えて、その別の主役たちに映画の上映時間を少なからず負担させようというのは賢明な映画の作り方として、むしろ、高評価できそうですし、当のギャレス監督によれば、過去に手がけた…

「ゴジラ」(2014年)と「ローグ・ワン」(2016年)は、ともに約2年半ぐらいの製作期間を費やす必要があったのに対し、「リバース」は約1年も製作期間を短縮しなければならなかった…!!と、つまり、脚本はあらかじめ用意されていたとは言え、その中身を吟味して、ロクに構想を練る時間も与えられていないわけですから、映画の内容が薄っぺらいと酷評するのは、ちょっとギャレス・エドワーズ監督が気の毒のように思えてきますが、そうした映画作りの裏側の事情についてなど、けして考慮してはくれない観客のかろうじて約6割だけが、周囲に鑑賞をお薦めする…の出口調査の回答ですから、必ずしも支持されたとは言えない…


$91,500,000−(4,308館/$21,240)−$147,305,000


Rotten Tomatoes 51 % / Metacritic 52 pt / CinemaScore B

シリーズ第7作め「ジュラシック・ワールド・リバース」を、7月4日の独立記念日の祝日を含めた連休の目玉映画として公開した製作・配給のユニバーサル映画が公表した週末3日間の封切り成績は約9,150万ドル、初日の水曜日からの計5日間の封切り興行を通しての成績としては、大台の1億ドルを軽く突破した約1億4,731万ドルでした。前作にあたる「ドミニオン」(2022年)の週末3日間の封切り成績は約1億4,508万ドル(4,676館)でしたから、独立記念日の連休は海に出かけたり、家族でバーベキューとかの屋外レジャーの「自分たちの現実の思い出作り」のほうが好まれ、映画なんて、連休明けの平日にでも行けばいいじゃん!!の傾向を踏まえると…、


ふつうのデジタル一眼カメラのように小型の SONY のシネマカメラ FX3 を採用し、最低限の少人数のスタッフだけで、照明機材を使わず、自然光に頼るゲリラ的な撮影を敢行した…と、つまり自主製作映画のようにして作った前作「ザ・クリエイター」(2023年)が、その映画の見た目は製作費が2億ドルに近いブロックバスター超大作なのに、実際の製作費は約8,000万ドルだったことから、映画の造り方を変えた!!と、映画の内容の不評はさておき、映画作りの手腕のほうが評価されたギャレス監督は、この「リバース」では昔ながらの35ミリのフィルムのカメラを使いながらも、様々な悪条件を克服して、まるで自主製作映画のように即席に「ジュラシック」シリーズを作ってしまい、商売を成立させたわけですから、商業映画の創り手のプロとしては満点!!と見なされ、さらに一目置かれることになるのかもしれませんが…、

ハリウッドは「新作」とは名ばかりの「同じ話のくり返しの焼き直しの再販映画」の「大量生産」つまり「シリーズもの」に頼るのはやめたほうがいいでしょうし、ギャレス・エドワーズ監督も、そういうハリウッドのひたすら志しの低い方向へと向かう流れからはもう離れて、「商品」または「商材」の「コンテンツ」ではなく、自分の「作品」の「映画」を作ることにこそ、手腕を発揮してほしい…と、同監督のファンの方は思わずにはいられないのかもしれません。
🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of Gerard Johnstone's 'M3GAN 2.0' starring Violet McGraw, Amie Donald, Allison Williams and Ivanna Sakhno.

ニュージーランド出身のダンサーのエミー・ドナルドちゃん現在15歳(↑↓)を「中のひと」に起用した甲斐があり、恐怖のお友だちロボットのダンスがソーシャル・メディアで大ウケして、思いがけない大ヒットにつながった前作の SF ホラー映画の小品「メーガン」(2023年)の封切り成績は約3,043万ドル(3,509館)でしたから…、

その前作に続けて、ニュージーランド映画界のジェラルド・ジョンストン監督が連投のメガホンをとり、運動能力の高い「中のひと」のエミーちゃんが、撮影時は中学2年生の14歳だというのに、やっぱり、スタントをこなしてくれた(↓)続編の「メーガン 2.0」は少なくとも2,000万ドル前後は稼いで、前作に迫る封切り成績を叩き出すのでは…と期待が高まっていましたが、配給のユニバーサル映画が公表した数字は予想のおよそ半額の約1,020万ドルの沈没でした…。と書けば…、

「メーガン 2.0」(2,500万ドル)

$10,200,000−(3,112館/$3,278)−$10,200,000


Rotten Tomatoes 58 % / Metacritic 55 pt / CinemaScore B+

言わばソフィーがお友だちロボットを演じて、今年2025年1月の封切りで絶賛を博した SF ホラーの奇妙な恋愛映画「コンパニオン」の封切り成績は約930万ドル(3,285館)だったし、その翌月2月のバレンタイン・デーにあわせて、封切られたオリヴィア主演のホラー・スラッシャー映画のロマコメ「ハート・アイズ」の同成績は約831万ドル(3,102館)でも、それぞれ興行的に失敗とは見なされていないため、いまの不入りの映画興行事情なども踏まえると、「2.0」が約1,020万ドルを稼いだのは、必ずしもダメとは言えないのでは…と指摘されそうですが…、


先週の水曜日(Day 176)にお伝えしたように、世界初公開のプレミア上映の結果として、映画のジャンルを前作の 「SF ホラー」から「SF アクション・コメディ」に鞍替えしたことが、創り手たちの読みとは裏腹に好意的に受けとめられず、「女の子向けのターミネーター 2」?!のように言われてしまい、「メーガン」ファンの期待を裏切っている…と評されたことが、不入りにつながった…と思われる「2.0」は…

ウクライナを代表する女優のイヴァンナ・サクノさん(↑)が演じた殺人スパイ・ロボットのアメリアと対決するアクションの見せ場を増すために、前作の約1,200万ドルの2倍以上の約2,500万ドルの製作費を投じましたから、製作費が約1,000万ドルの小品だった「コンパニオン」、約1,800万ドルだった「ハート・アイズ」よりかは、いわゆるコスパがよくないため、沈没…の言い方になる次第ですが、しかしながら…、

メイン・キャストが女性ばっかりだけに、封切り興行の観客の半数以上が女性で占められた「2.0」の出口調査のスコアは及第点どころか、この手のジャンル系の映画としては高評価の B+ ですし、映画の格付けサイトの Rotten Tomatoes では、鑑賞券を購入したことが確認されているユーザーの支持率は 84%の高い数値になっていますから、前作と同じホラーではないところにこだわり、酷評しているジャーナリストや評論家らとは、やや異なり、オタク系映画のファンは必ずしも「2.0」を否定してはいないものの…、

だからと言って、周囲に鑑賞を薦めますか?と問われると、その割り合いは約6割ですから、つまりオタク系映画が好きなひとにとっては、それなりに楽しめる娯楽作ではあるものの、特に良く出来た映画ではないため、世間一般には薦められない…といった微妙な評価の位置づけなのかもしれませんから、そうした作品のお決まりのパターンとして、「コンパニオン」や「ハート・アイズ」などと同様に、このあとの配信市場でヒットする巻き返しの可能性はありそうだけに、出演者らが期待する「メーガン 3.0」が、絶対にないとは言い切れませんね。
🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of Danny Boyle's '28 Years Later' starring Alfie Williams.

「28年後」と言われたら当然、だったら「28年前」には何があったの?と考えてみるわけですが、いまから約28年前の1997年は、インターネットが常時接続されるようになり、ネットが一般に使われ始め、同年に google.com のドメインを取得した検索エンジンの Google は、翌1998年に法人化して、営業を始めた…

…と、つまり、およそ約28年前は言わば事実上のインターネット元年か…と理解することもできなくはありませんから、その頃辺りから、ひとと社会はネットの便利さの虜になり始めて、次第に何もかも「オンライン化」し、ネット通販の Amazon に顧客を奪われた町中の書店などは次々に消えていき、人びとは目まぐるしいソーシャル・メディアにハマるなどして、日常を忘れ、ネットの世界に心を沈めて、誹謗中傷の書き込みや陰謀論、カルトのインチキに毒され、自分の頭で考えるのをやめて、いわゆる「狂信者」のゾンビのようになったりするから、カルトのリーダーが大国の政権を握ってしまったり、とにかく常につながっていないと落ち着けない「依存者」または「中毒者」たちは歩きながら…どころか、クルマを運転している時ですら、小さな画面に釘づけだから当然、あちこちで事故が起きて、当事者がお互いに傷つけあう…とわかっていても、スマホを手放せない「ながらゾンビ」が増えたり…、

次第に国境を超えて巨大化したアメリカのネット大手各社のせいで、各地の現実に店舗をかまえる事業者や行政は行き詰まり、もはや自分たちに残された最後の命綱は、けして、オンライン化できない「観光資源」しかないのでは…とばかりに、いわゆる「インバウンドに依存」した地域経済の活性化に血眼になり、旅行者を集め過ぎたことで、地域の物価が旅行者向けに値上がったり、どこもかしこも観光客で大混雑となり、地元住民の生活を脅かしてしまうから、住民は約162万人なのに旅行者は約2,610万人も来るなんて、異常だ…と怒りだして、抗議活動を始めたスペインのバルセロナの人たち(↑↓)にとっては、自分たちの街で我が物顔の目障りな旅行者なんて言わば富裕層のゾンビだ…

…となってしまう「28年後」の「いまの現実」をザッと眺めてみると、約28年前に始まったネットの大流行のパンデミックの「感染」は、けして、ひとつではない多種多様なタイプのゾンビのようなひとたちを生み出して、人びとは以前よりも感情の起伏が激しくなり、まるで怒りのウイルスに感染したかのように怒りやすくなった…などと悲観すると、「28年前」よりも前に生まれた世代と、「28年前」よりもあとに生まれた若い世代や子どもたちとでは、それぞれが世界を見る目は違うかもしれないから…、


いま社会問題化してる人工知能やロボットをテーマにした「エクス・マキナ」(2014年)や、本能に逆らえない男のエゴの惨めを描いた「メン」(2022年)、やはり社会問題化してる AI による生成をイチ早く採りあげたと言えるケイリー・スペニーちゃん出演の配信シリーズ「Devs」(2020年)、それから、昨2024年全米公開映画の最大の問題作の必見だなんて、本当のことを言ってはいけないケイリー・スペニーちゃんが事実上の主演の「シビル・ウォー」などを手がけて、いまの21世紀の映画界では最も重要なクリエイターのひとりのアレックス・ガーランド監督が脚本家として、ダニー・ボイル監督と組み、2007年に公開された「ゾンビ=死人」ではなく、「生きている人間がウイルス感染により凶暴化」したことで、「社会が壊れていく恐怖」を描いた「28日後」の続編を…

どうして、今さら始めたのか?!、どうして、この続編では感染者はみんな同じではなく、複数の異なるタイプに分かれているのか?!、どうして、子どもが主人公なのか?!、「28年後」というタイトルは「28日後」とは無関係に、前述のように奇遇?!にも、インターネットは「28年前」に現実の社会と人びとに影響を与え始め、「28年後」のいまのひとと世界はもう「28年前」とは違う…について、色んなことを考えさせられてしまうから、その題名だけでも興味深い絶妙と言える…

「28年後」(6,000万ドル)

$30,000,000−(3,444館/$8,711)−$30,000,000


Rotten Tomatoes 89 % / Metacritic 76 pt / CinemaScore B

終末世界を舞台にしたホラー映画の新しいトリロジーの第1作めにあたる「28年後」を製作・配給するソニピが公表した全米公開の封切り成績は約3,000万ドルでしたから、予想されていた3,500万ドルから4,000万ドルを超える期待値に対しては、ややガッカリ…と言われるかもしれませんし…、

約12年前…の2013年6月の同時期に、パラマウント映画が封切ったゾンビ映画の大作「ワールド・ウォー Z」が叩き出した同成績の約6,641万ドル(3,607館)と比べると、「28年後」の成績は半分以下ですから、かなり見劣りしていますし、同じく過去の人気ホラー映画を復活し、先月5月半ばに封切られた「ファイナル・デスティネーション : ブラッドラインズ」の同成績=約5,160万ドル(3,523館)にも太刀打ちできていません…。それではどうして、「28年後」はウケなかった…

…のか?!と言うと、単純に観客の目を楽しませる娯楽のホラー映画ではなく、アルフィー・ウィリアムズくん(TVシリーズ「ヒズ・ダーク・マテリアルズ」2022年)が抜擢された主人公の12歳の少年スパイクが、父ジェイミー=アーロン・テイラー=ジョンソン(「ゴジラ」2014年)に抱える葛藤や、病いを患っている母アイラ=ジョディ・カマー(「ザ・バイクライダーズ」2023年)へのいたわりといった家族を題材にした少年の成長の物語だったことや、結末に到る驚きの展開などについて、ただゾンビを楽しみに来ただけの一般の観客は自分たちが思っていたのとは違う…と、ややガッカリしたらしいほか、最後はさらに次の続編「ザ・ボーン・テンプル」(2026年1月16日全米公開)に「つづく…」といった終わり方の商売だったことにも不満の声が寄せられている…

ダニー・ボイル監督の作品は、出口調査では観客の約7割にしか支持されていませんし、「ファイナル・デスティネーション」の観客の約4割が、25歳以下の若者だったのに対し、「28年後」は約8割が、25歳以上と年齢層が高めとなっています。よって、単にホラーではなく、少年の成長の物語を描いたことで、ジャーナリストや映画通からは、映画の「作品」として、一定の支持を得られたものの、その反動として、けして娯楽のためだけとは言えない「28年後」は、本来であれば観てほしいはずの若者から、あまり興味を持たれず、イベント化しなかったことで、成績が今ひとつ振るわない結果になってしまった…と考えることができそうですし、そもそも…、


脚本家として、ダニー・ボイル監督と組んでいたアレックス・ガーランド監督はどうして、同監督に自分の脚本を託すのをやめて、自らメガホンをとり、監督になったの?!というのは、ダニー・ボイル監督の当たり外れのある力量に疑問を抱いた…でしたから、アレックス・ガーランド監督が自分で映画化していないことや、ダニー監督の当たり外れのうち、この「28年後」はハズレのほうに位置づけているひとが少なくないことなどを踏まえると、成功とも失敗とも言えない「28年後」の微妙な結果…

…が、次のニア・ダコスタ監督(「リトル・ウッズ」2018年)にメガホンが託された「ザ・ボーン・テンプル」に、どう影響するのか?!が気になってしまいますね…。
🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of Guy Nattiv and Zar Amir Ebrahimi's 'Tatami' starring Arienne Mandi.

イランとイスラエルの対立が激化し、中東の行く末に世界の関心が寄せられている…という現実の軍事衝突の悲惨を踏まえると、それに便乗するのは不謹慎な感じがしないでもありませんが…、

いわゆる「スポーツ競技におけるイスラエルへのボイコット」をテーマに採りあげて、世界柔道選手権大会で優勝したいイランの選手レイラ=アメリカの女優アリエンヌ・マンディと彼女の家族を含めた周囲のひとたちに対し、イスラエルの選手との対戦はもとより、イスラエル人とは一切、接触するなとイランの政府から圧力がかけられ、大会を棄権しろ!!と無理強いされた主人公のレイラは自分の「柔の道」を貫くことができるのか…。

「タタミ」(製作費は不明)

$16,200−(1館/$16,200)−$16,200


Rotten Tomatoes 90 % / Metacritic -- pt / CinemaScore --

…と、イランとイスラエルの問題を柔道に託して、イラン出身の女優のザーラ・アミール・エブラヒミとイスラエル出身のガイ・ナティーヴ監督が…と映画の世界では、イランとイスラエルの才能が円満に組んで、共同メガホンをとったことで、いま最もタイムリーな映画として注目を集めていたアメリカ映画「タタミ」つまり日本語の「畳」を、ニューヨークの IFC センターだけの独占限定公開で封切った配給の XYZ Films が公表した封切り成績は約1万6,200ドルでした…

…と書けば、それってどうなの?、よくわからないと言われそうですが、トム・クルーズ主演のスパイ・アクション映画「ミッション: インポッシブル」シリーズ完結編の最終章だと言い張っている第8作めの「ザ・ファイナル・レコニング」が、先月5月末に約6,404万ドル(3,857館)の同シリーズ史上最大の封切り成績を稼いで、新記録を達成と言い張った時の1館あたり平均の売り上げは約1万6,603ドルだったので、「タタミ」の製作者らとしては、イランとイスラエルとの軍事衝突のおかげで、「ミッション: インポッシブル」級のヒット?!と言えなくもない成功をおさめることができたと評価できそうかもしれませんから…、

注目される理由はさておき、いわゆる低予算の地味なインディーズだけど、創り手の意志と意味が込められた映画が話題になること自体はよかったのでは…。


🏳️ Box office

The box office numbers for the second weekend of RackaRacka's A24 Horror Film 'Bring Her Back' starring Sally Hawkins, Jonah Wren Phillips, Sora Wong and Billy Barratt.

先週の初公開の封切り成績が約708万ドルだった RackaRacka、つまり双子のダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟監督が、現代の最高の女優のひとりのサリー・ホーキンスを主演に迎え、ビリー・バラット、ジョナ・レン・フィリップス、そして、新人の…

ソラ・ウォンちゃんたちの若いキャストを絡めることにしたホラー映画の新しいカルト作「ブリング・ハー・バック」の公開2週めの成績は先週から半減の約353万ドルでしたから、つまり集客減は約−50%なので、ホラー映画としては、まずまずの動員を維持できた…

「ブリング・ハー・バック」(2,000万ドル)

$3,526,295−(2,425館/$1,454)−$14,112,796

Rotten Tomatoes 89 % / Metacritic 75 pt / CinemaScore B+

…ものとして見なすこともできますが、作品の高評価に対しては、今ひとつ口コミが効いておらず、物足りないガッカリ…かもしれませんね。創り手の RackaRacka 兄弟たちが演出の意図などを語ってくれているので、映画通の方には興味深いかもしれない解説のプロモ・ビデオをご覧ください。

🏳️ Box office

The box office numbers for the opening weekend of RackaRacka's A24 Horror Film 'Bring Her Back' starring Sally Hawkins, Jonah Wren Phillips, Sora Wong and Billy Barratt.

オーストラリアの YouTuber の RackaRacka、つまり双子のダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟(↑)が地元で手がけた映画監督デビュー作のホラー映画「トーク・トゥ・ミー」(2022年)を、いわゆる「A24 ホラー」として配給し、成功をおさめた A24 が、兄弟たちに約2,000万ドルを出資したらしい待望の監督第2作めのオーストラリア映画の…

「ブリング・ハー・バック」(2,000万ドル)

$7,081,501−(2,449館/$2,892)−$7,081,501


Rotten Tomatoes 89 % / Metacritic 75 pt / CinemaScore B+

「ブリング・ハー・バック」、つまり「彼女を連れ戻して」を全米公開した A24 が公表した封切り成績は約708万ドルでしたから、残念ながら前作「トーク・トゥ・ミー」の同成績=約1,043万ドル(2,340館)を下まわってしまったものの…、

世間一般にはハリウッド版「ゴジラ」シリーズ、「くまのパディントン」シリーズ、そして、半魚人と恋におちた「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)で知られるけれど、映画通の方は「ハッピーゴーラッキー」(2008年)を必見作にあげる英国を代表する女優サリー・ホーキンスを主演にして…、


マッケンナ・グレースちゃんと共演した SF ジュブナイル映画「クレーター」(2023年)のビリー・バラット(↑)に…、

Netflix の配信シリーズ「スウィート・トゥース」などのジョナ・レン・フィリップス(↑)、それから、このホラー映画が女優デビュー作となる新人(↓素のソラちゃん)の…

左眼は全盲ですし、右眼も弱視だけれど、スポーツは何でも得意だし、ピアノをはじめ楽器の演奏もできちゃうから、障害に負けずに、持ち前の才能を健気に発揮してる JC つまり中学生の少女として、地元シドニーでは知られるソラ・ウォンちゃんを抜擢した「ブリング・ハー・バック」は…

この映画を観たいと思って早速、映画館に出かけた封切り興行の観客のうち約8割が支持をして、およそ6割の観客は周囲に鑑賞を絶対お薦めしたいと出口調査に回答の好評ですし、サリー・ホーキンス演じる母ローラの愛娘を失った痛みと、どうしても「娘を連れ戻して…」の狂気を描いた「母の苦しみ」がテーマになっているだけに当然、男性よりも女性からの支持が厚く、封切り興行の観客全体の約3割を占める25歳以上の大人の女性の8割以上が強い共感を抱いたとのこと…


…ですから、「トーク・トゥ・ミー」ほど大きなインパクトの話題にはなっていませんが、作品の質としては前作に劣らずの高い評価を与えられていますし、自分と同じの目の不自由な少女のパイパー役を演じたソラ・ウォンちゃんにも好感を持てるため、ユニークな新人女優のデビュー作としても一見の価値がある作品と伝えられています。よって、映画通の方はひとまず、今後の鑑賞予定に「ブリング・ハー・バック」のタイトルを加えておいてはいかがでしょう。